ムルテル-ベティナ

ムルテル-ベティナ

ムルテルMurter島は、シベニクの街からほんの30キロしか離れていない一番近い島。ムルテル島でクロアチア本土に一番近い地点は、38メートルしか離れておらず、ティスノTisnoの街の可動式橋で本土と結びついています。クロアチア本土だけでなく、コルナティ諸島へもアクセスがよい地の利のおかげで、クルージングや静かな休暇を求める人たちに人気です。コルナティ諸島を訪れる重要な出発地点といえば、この島最大の集落、島と同じ名前のムルテルです。大規模なヨットハーバーがあるムルテルは、クルーザーたちのお気に入りのデスティネーション。ムルテルとベティナBetinaの住民たちは、コルナティ国立公園のなかにある89の無人島を含め、コルナティ諸島の大部分の島を所有しています。このこともあって、彼らは観光業の発展に余念がないように思われます。ここ、ムルテル海では、地中海域でも指折りに美しい入り江にキャンプ場があり、オリーブ樹のかおりがただよう木陰をエンジョイできます。ムルテル海は、シベニク諸島とザダル諸島のあいだに広がる最大の海域で、広さは210平方キロメートル、最深は94メートルです。ムルテルの街は、カーニバルの伝統でも知られていますが、近年のお祭り的要素が避けられないイベントに姿を変えて、シベニク地方全体の主要イベントのカレンダーにも含まれるようになってきました。

 

ベティナは、多くの人がアドリア海域でも有数の美しい観光デスティネーションだとみなしています。18世紀には、造船業がこの地で発達するようになりました。

Ivo Bičina
19世紀には、大型の木造船舶建設のための造船所が創設され、造船所「ベティナ」は、その伝統をこんにちに受け継いでいます。この造船所は、国内外のマーケットにむけたスポーツボートや漁船の建設と修復で特に有名です。毎年8月の第一日曜日には、ベティナで伝統フェスティバルが開催され、ブルガニャbrganjaと呼ばれる道具で採取される特別な種類の貝を食べることができます。